CPDSとは
CPDSとは、一般社団法人 全国土木施工管理技士会連合会(JCM)で導入している、学習履歴を証明するシステムのことです。
会員に加入し、CPDS認定講習を受講し、申請をすることで、その技術者が今までにどのような教育を受けてきたかを証明することができます。
CPDとCPDSの違い
CPDとは、土木業界に関わらず広い意味での継続学習のことを言います。その中で土木施工管理に関わる学習内容に限定したものがCPDSになります。CPDS以外で建設系のCPD認定団体としては、土木学会や日本技術士会等があります。
建設系CPD協議会
何故CPD(CPDS)制度があるのか
土木に限らず、一般的に技術者は、常にその業務に関して有する知識及び技能の水準を向上させ、その他その資質の向上を図るよう努力することを求められます。新技術や法改正、基準等を継続的に学習することが技術者に求められている要件になります。
CPDSを受講するメリット
上に述べた技術者としての質の向上以外のメリットとしては、工事の受注で優遇されることが挙げられます。公共工事の総合評価方式の入札では、技術審査点の評価項目として、配置予定技術者が「継続教育の推奨単位を満たしているかどうか」というものがあります。CPDSの推奨単位は年間20ユニットとなるので、これをその技術者が満たしているかどうかで、受注の可否が左右されることがあります。
CPDSを評価項目にしている自治体(pdf)